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ワクワク人間力を創造する「みらい」への招待状
2007.05.07 vol.42
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こんにちは。ヒューマンリソースみらいの荒木 康之です。
いつもこのメルマガをご購読頂きありがとうございます。
先週はGWということで一週お休みさせていただきました。今日から休み明け、
張り切っていきましょう。
先日所属している社労士会の総会にて、横浜ハローワークの所長さんのお話で、
興味深いデータを聞くことが出来ました。
ハローワークに求職の手続きをする人数が、5〜6年前だと一日平均で250人も
いたのが、昨年では160人に、今年に入ってからは140人に激減しているそうです。
私たちが感じている以上に、世の中の雇用情勢は急変していることを示した数値
ですね。
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●トピックス
【1】スーパーコンサルの独り言
【2】お知らせ
【3】編集後記
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【1】 スーパーコンサルの独り言
『日本一長い朝礼』
4月24日に中小企業庁から2007年版中小企業白書が公表されました。地域や企業
規模によって景況感にばらつきがあると指摘する一方で、中小企業の従業員確保
や事業承継の困難さが増しているとの分析を行っています。
2002年以降、有効求人倍率が急激に上昇に転じ、2006年にはついに1倍を超えまし
た。1倍を超えた時期は、1980年以降においては、88年から92年までの5年間しか
ありません。つまりバブル期しかないのです。
景気は大企業、特に輸出関連企業に限ったなかで、拡大傾向を示す、極めてばら
ついた状況にあります。中小企業においては景気拡大の恩恵は受けていない中で、
雇用情勢だけが厳しくなってきています。
バブル期は殆どの業種において好景気を享受しましたが、今のようなまだら模様の
景気において、雇用だけがバブル期並みの状況であるという異常事態にあります。
バブル期の雇用情勢を思い出すと、猫の手でもいいから人手が欲しいという、切実
な叫びがありました。またあのような情勢が今なぜ起きなければいけないのかと、
複雑な思いに駆られます。
そのようななかで企業にとっての経営課題は人材の確保はもちろんですが、今ある
人材をどのように育成し、活用していくかが重要になります。
人材を確保することに費用と労力をいくら掛けたとしても、企業そのものに従業員が
魅力を感じないと意味が無いからです。
企業が人材育成に成功すれば、業績向上に貢献するのはもちろんのこと、従業員の
離職率も低くなるメリットが出てきます。
そして企業が人材に掛けるその想いや評判は、現在の情報化社会では、早く広く伝
わり、雇用の確保に威力を発揮します。
中小企業白書では、事業戦略に応じた人材構成と育成に成功した事例として、沖縄
県にある株式会社沖縄教育出版http://www.cha-genki.com/を取り上げています。
同社は「ウコン」を中心にした安全素材にこだわったオリジナル商品を展開し、通
信販売を行っています。従業員は、正社員が30名、準社員(長期勤務のパート社員)
が20名、パート社員が80名です。
社員全員に対してそれぞれの役割における中核的な人材として成長して欲しいと考
えており、それぞれの人材のタイプに応じたマネジメントを実施し、能力の伸長を
促しています。
社員一人一人が自らの役割を明確に認識し、高いモチベーションをもって業務を遂
行する組織文化が出来上がっているのです。
その組織文化を創るために、同社が行うマネジメントでユニークなのは、「一人一人
が自ら企画し、実行・発表し、評価する」活動を通して成長する機会が提供されて
いることです。
同社のHPには採用情報に下記のようなことが書いてあります。
挑戦した人にだけチャンスがある。
私たちは人が育ちあう企業風土を最も大切にしています。
教育は教える教育ではなく、社員同士が育ちあう「共育」を基本としています。
共に育ちあう教育の根源は、人間平等観を基本とした人間尊重の経営です。
人間の命には多様性があり、死ぬまで不完全で長所も短所も持ち合わせているのが
人間です。
私たちは生命の絆を大切にしながらオンリーワンの生き方をしている仲間を求めて
います。
厳しい状況はわが社も同じ、どうしたらいいの?とお悩みの方々には、非常に参考
になる取り組みであろうと思います。
会社の成長には従業員の満足無しにはありえず、それが働き甲斐に結びついている
良い事例であると思います。
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【2】セミナーのお知らせ
◆「トラブルを未然に防ぐ就業規則の作り方セミナー2007」
「就業規則はどこも一緒だろう?」
「大企業の就業規則を借りて作った」という中小企業が多いですね。
或いは市販されている就業規則の「ひながた」を買って、空欄を埋めて作ったと
いう会社も沢山あります。
大企業の就業規則や販売されている就業規則の「ひながた」は、労働基準法を守る
ことに視点を置いたもので、中小企業ならではの会社経営の視点が欠落しています。
中小企業の経営にぴったりマッチした実践的な視点で、そしてまじめな社員が安心
して働ける明るい職場作りという視点で、就業規則を見直してみませんか。
たとえば、突然退職し、引継ぎをろくにしない社員、健康保険証を返さない社員、
離職票にハンコを押さない社員、有給休暇を全部消化してやめる社員を称して
「けしからん退職者」といいます。
このような「けしからん退職者」に対抗する就業規則を作るのです。
就業規則を会社を経営する視点で考えると、改善すべき箇所がたくさんあります。
それを労働基準法との関連を分かりやすく解説しながらじっくりとお話します。
・開催日時:5月25日(金) 14:00〜17:00
・会 場 :神奈川中小企業センター (JR関内駅北口5分 地下鉄関内駅1分)
・講 師 :荒木 康之(ヒューマンリソースみらい代表取締役)
・参加費 :お一人様16,800円 二人目からは8,400円(税込み)
詳しいご案内はこちらまで。
○当社では企業内セミナーや提携セミナーも積極的にお引き受けいたします。
企業や団体における勉強会、従業員教育、お客様へのサービス企画などに、
労務管理や年金、助成金などのお話をさせて頂いております。
どうぞお気軽にお声掛けください。
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【3】編集後記
皆さんはこのGWをどう過ごされましたか?
私は前半は大BBQ大会を企画し、25人もの方と三浦海岸にて楽しむ機会を得
ました。
天気にも恵まれ、絶好の行楽日和の中で、和気あい合いと行いました。
男女の割合は6:4くらいで男性が多く、年齢は20代から40代まで。
用意した食材は、通常男性オンリーでもちょうどいいくらいを想定したのですが、
大好評で完食してくれました。
たまには非日常で、思い切り羽目をはずすようなことをすると、気分いいですね!
翌日から私は4日間出張でしたが、体の疲れよりも、頭の中身がスッキリしていて
仕事も冴えていました。
思い切り仕事をし、思い切り遊ぶ機会を作っていく。
よく言われることですが、効果を実感できた貴重な一週間でした。
もうこれは癖になりそうです。
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◇◇ワクワク人間力を創造する「みらい」への招待状◇◇
ご意見お待ちしております。info@hr-mirai.comまで
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編集発行責任者 株式会社ヒューマンリソースみらい
社会保険労務士事務所みらい
荒木 康之
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