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ワクワクみらい通信
2009.01.19 vol.125
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こんにちは。ヒューマンリソースみらいの荒木 康之です。
いつもこのメルマガをお読み頂きありがとうございます。
今月からまたスタッフが増えました。
以前の会社の後輩ですが、社労士資格を目指しながら空いた時間を使って実務の
勉強を兼ねて業務を手伝ってくれることになりました。
現在の受託量からすれば、増員するのはまだ不相応かもしれません。
人件費を増やさずに自分でその分頑張ればその分収益を増やすことが可能です。
でも今は自分の取り分を削っても将来への投資と思っております。
これもひとつのワークシェアリングなんでしょうか。
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●トピックス
【1】コンサル荒木の独り言
【2】セミナーのご案内
【3】編集後記
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【1】 コンサル荒木の独り言
『職場での不当な扱い』
『募集時の説明と労働条件が違う。』
若手社会人の約7割、アルバイト学生の半数がこんな「不当な扱い」を経験した
と、先月公表された厚労省の調査で明らかになりました。
調査は昨年の10〜11月に20〜30代の社会人約1,000人と学生500人から得
た回答を元に行われてます。
これによると勤務先で受けた『不当な扱い』での上位は以下の通りです。
○募集時の説明と労働条件が違う 学生21.8%、社会人34.8%
○労働条件を書面で提示されていない 学生16.5%、社会人22.6%
○就業規則がいつでも確認できるようになっていない
学生15.1%、社会人28.2%
○残業代が支払われない 学生 5.3%、社会人21.3%
○残業代が割増されない 学生 4.9%、社会人11.3%
○残業時間を過少申告させられた 学生 1.4%、社会人19.2%
となっていて「不当な扱いの経験が無い」と答えたのは学生アルバイトで52.6%
と半数を超えたのに対して、社会人で28.9%となっており、3/4もの従業員が
不当な扱いを受けたと答えています。
調査では、こうした不当な扱いを受けたとする従業員が取った対応も載っている
のですが、社会人で最も多かったのは「同僚に相談」が24.4%、次が「転職した・
辞めた」が22.5%とのことです(複数回答)。
「何もしなかった」とするのは社会人で41.3%と多数を占めていたのですが、そ
の理由としては「どうせ何もしても変わらない」「対処するのが面倒」とのこと。
皆さんはこの結果をみてどう思いますか?
この結果をみて、私は「やっぱりな。」と一人納得してしまいました。
私のところに相談に来る事業所においても、募集時の条件提示や就業規則に不備
があるところが結構多いからです。
従業員がどうしたら一生懸命働くかとか、うちの従業員は働かないなどと不満を
漏らす事業主は多くいます。
原因は多々あるでしょうが、一因として採用時の説明に不備があったり、就業規
則に問題があるようでは会社側の落ち度と認めざるを得ません。
不満を持った従業員がハイパフォーマンスを発揮してくれる訳ないですよ。
しかも入社時にその原因があるとすれば、非常にもったいない話です。
雇用契約書に、法律で決められた要件をきっちりと記載して、話をすればいいだ
けなんですが、それが出来ずにつまらない損失を発生させてしまっているんです。
また就業規則も会社には一応あるものの、10年以上改定しておらず、法律改正に
対応できていないために従業員に公開していない事業所のなんと多いことか。
そんな会社ほど、メリハリの利いた雇用管理で出来ずに、なあなあの雇用関係で
ビクビクしているのが現実です。
従業員は不満を持って退社したり、諦めてそこそこの仕事しかしないでいて、会
社は思い切って腹を割って従業員と向き合うことが出来ないでいる。
今の時期こそ従業員と一体になって未曾有の経済危機に対応しなければいけない
時なのですが、もったいないと言うか、残念な感じがしますよね。
今からでも遅くありません。
就業規則や採用時の対応を見直しさせることを、是非にお勧めします。
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【2】 セミナーのお知らせ
◎緊急企画!
『売上が減ったときの助成金のもらい方 説明会』
〜「雇用調整助成金」が12月から大幅に拡充されました〜
・開催日時:2009年1月28日(水) 10:30〜12:00
・開催場所:神奈川中小企業センター(JR関内駅北口5分 地下鉄関内駅1分)
・講師:阿部 毅(ヒューマンリソースみらい 専務取締役・社会保険労務士)
・参加費: お一人様2,100円 *資料代等の費用のみご負担願います
・セミナー概要:
今製造業を中心に受注受注が激減しています。
派遣従業員の整理などが始まっていますが、今後のテーマは「正社員の雇用維持」
で既に一部では自宅待機が始まっています。
従業員を休業させると、会社は平均賃金6割以上の休業補償をすることが労働基準
法で義務付けられています。
ご存じでしょうか?
雇用調整助成金を受給しながら休業補償を行うことができることを。
この助成金、国は12月〜中小企業に向けて「中小企業緊急雇用安定助成金」とし
て受給するための要件を大幅に緩和しました。
この制度を使うと、休業期間中に助成金を受けることができます。
今回は厳しい経済情勢のなか、一人でも多くのかけがえのない人財の雇用を守る為
の申請実務などを親身にアドバイスします。
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◎同日開催!!
『トラブルを起こさないための就業規則セミナー』
・開催日時:1月28日(水) 13:30〜17:00
・会 場:神奈川中小企業センター (JR関内駅北口5分 地下鉄関内駅1分)
・講 師:荒木 康之(ヒューマンリソースみらい代表取締役・社会保険労務士)
・参加費:お一人様21,000円? 二人目からは10,500円(税込み)
「就業規則はどこも一緒だろう?」
「大企業の就業規則を借りて作った」という中小企業が多いですね。
或いは市販されている就業規則の「ひながた」を買って、空欄を埋めて作ったとい
う会社も沢山あります。
大企業の就業規則や販売されている就業規則の「ひながた」は、労働基準法を守る
ことに視点を置いたもので、中小企業ならではの会社経営の視点が欠落しています。
中小企業の経営にぴったりマッチした実践的な視点で、そしてまじめな社員が安心
して働ける明るい職場作りという視点で、就業規則を見直してみませんか。
たとえば、突然退職し、引継ぎをろくにしない社員、健康保険証を返さない社員、
離職票にハンコを押さない社員、有給休暇を全部消化してやめる社員を称して「け
しからん退職者」といいます。
このような「けしからん退職者」に対抗する就業規則を作るのです。
就業規則を会社を経営する視点で考えると、改善すべき箇所がたくさんあります。
それを労働基準法との関連を分かりやすく解説しながらじっくりとお話します。
セミナーの詳細とお申込書はこちらです。
https://www.hr-mirai.com/pdf/seminar_090105.pdf
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LEAP主催・(財)横須賀市産業振興財団後援
【中小企業の「超 節税策」】セミナーと合同経営相談会
当社は横須賀・湘南地区で活動・居住する「士業」の若手有志が中小企業を様々
な面からサポートするプロジェクトチーム「LEAP(リープ)」の活動に参加
し、月に一度のセミナーと経営相談会を無料で実施しております。
1月のセミナーは税理士の農田氏が節税対策に関するセミナーを行います。
節税方法を知らないがために無駄な税金を払っていませんか。
税金を支払う位なら他の経費に使いたいと思った事はありませんか。
税金を少しでも節税して資金繰りを楽にしたり、再投資に回したりしましょう。
本セミナーでは、具体的に分かり易く節税方法をご説明し、少しでも資金繰りに
貢献できればと思います。
日 時 1月21日(水)午後2時〜午後5時
第1部 セミナー 中小企業の「超 節税策」
1.中小企業の「超 節税策」
2.その他の税金の「超 節税策」
講 師 税理士 農田 慎
第2部 合同経営相談会
法律、登記、官公庁への申請、年金、労働問題、税金、会計、金融、
事業承継など経営の様々な相談に対応します。
相談員 税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、中小企業
診断士
第1部・第2部併せてのご参加となりますのでご了承下さい。
場 所 横須賀市産業交流プラザ第2研修室
(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
定 員 30名(先着順)
費 用 無 料
ご興味のある方はメールにて当方へお問合せ下さい。
参加申込書を送ります。
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【3】編集後記
この週末から家族が増えました。
昨年引越ししてから落ち着くまでの間、実家に愛犬を預かって貰っていたのです
が、昨日からようやく新宅にお引越しです。
今まで何度か試験的にお泊りしてたので、大分慣れてきて昨夜はスムーズに寝て
くれましたが、今朝妻が出勤する際は大騒ぎだったようです。
暫くは寂しい思いをさせますが、我慢我慢。
ようやく全員揃った荒木家です。
【ワクワクみらい通信】vol.125はいかがでしたか。
ご感想などございましたら、お気軽にメールして下さい。
これからも「みらい」への招待状をよろしくお願い申し上げます。
今日もお読み頂きありがとうございました。
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◇◇ワクワク人間力を創造する「みらい」への招待状◇◇
ご意見お待ちしております。info@hr-mirai.com まで
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編集発行責任者 株式会社ヒューマンリソースみらい
社会保険労務士事務所みらい
荒木 康之
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