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ワクワクみらい通信
2010.01.04 vol.171
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新年明けましておめでとうございます。
ヒューマンリソースみらいの荒木 康之です。
今日から仕事始めになります。
今年一年宜しくお願いいたします。
皆さんはどのように新年を迎えましたか?
私の初夢なんと「36協定」のやり取りでした。
仕事の夢、それも思い切り業務ネタなんて、なんだか今年一年を象徴するような
感じです(汗)。
今年は労働基準法や育児介護休業法の改正が予定されておりますし、労働者派遣
法の改正も国会で議論されそうです。
また民主党政権になって始めての予算の骨格が見えてきましたが、経営者にとっ
ては負担が減ることはなさそうです。
景気の二番底なども懸念される中で、しっかりと経営に役立つ情報をお届けした
いと思っております。
本年もこのメルマガをよろしくお願いいたします。
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●トピックス
【1】コンサル荒木の独り言
【2】セミナーのご案内
【3】編集後記
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【1】 コンサル荒木の独り言
『今年は社会保険料が大きく上がります』
新年早々に耳障りの良くない話はしたくないものですが、いち早く情報をお届け
して対策をしっかりとりたいので、今日は社会保険料の話題です。
年末に来年度の予算の骨格が見えましたが、そこには社会保険料が大きく上がる
ことが明記されていました。
雇用保険料 0.8% → 1.2%
健康保険料 8.2% → 9.3% (協会けんぽの場合)
厚生年金保険料 15.704% → 16.058%
これらを合計すると1.854%の負担増となります。
保険料は労使の折半なので、会社負担分は半分の0.927%となり、かなりの負担増
となりそうなんですね。
厚生年金保険料は毎年9月に0.354%ずつ上がることになってはいるのですが、今
年はそれに加えて雇用保険料と健康保険料が4月から上がります。
雇用保険料は昨年が1.2%から0.8%下がったばかりで、一年で元に戻ることにな
りましたが、これはある程度予想されたことでした。
これらに加えて予算の段階で突然出てきた健康保険料の上げが痛い!
診療報酬の引き上げなどを反映しての料率アップでしょうが、3つの保険料が今
年上がることで、労使共に大きな負担増となってしまいます。
どれくらいの負担になるか試算しましょう。
仮に従業員の平均賃金が30万とします。
保険料率が1.854%上がるので、賞与も併せて年間15ヶ月だとすると、
30万円×1.854%×15=83,430円 の負担増です。
従業員が50人の企業は417万円にもなります。
実際には会社負担は半分なので208万円ですが、景気の先行きが厳しい今にお
いてはかなりきついことですよね。
黙っていても負担が増えるということは、税金よりも頭の痛い問題です。
従業員にとっても賃上げがされない場合には、手取り給与が月約2800円も減るこ
とになるんですよ。
だって最近では弁当でも300円を切るような、そんな世相です。
10日分の昼食代が無くなってしまうってことを考えると、この保険料の上げは
かなり痛いことです。
だって今年の賃上げ自体が厳しいでしょうから。
子供手当が支給されても、お父さんの昼食代に回ることは期待できないし、そも
そも子供手当の恩恵に預からない人には単純に負担増です。
会社にとっても、従業員にとっても有難くない社会保険料の大幅アップ。
社会保険料をどうやって節減するかというような対策をしっかりと取らないと、
真綿で会社の首を絞めるようなことになってしまいます。
様々な手を打つことで節減は可能です。
このメルマガでも当分の間、社会保険料の節減対策をお知らせしていきますので、
是非参考にしてください。
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【2】 セミナーのお知らせ
◆◆当社主催セミナー◆◆
『トラブルを起こさないための就業規則セミナー』
・開催日時:1月26日(水) 13:30〜17:00
・会 場 :神奈川中小企業センター (JR関内駅北口5分 地下鉄関内駅1分)
・講 師 :荒木 康之(ヒューマンリソースみらい代表取締役)
・参加費 :お一人様21,000円 二人目からは10,500円(税込み)
「就業規則はどこも一緒だろう?」
「大企業の就業規則を借りて作った」という中小企業が多いですね。
或いは市販されている就業規則の「ひながた」を買って、空欄を埋めて作ったと
いう会社も沢山あります。
大企業の就業規則や販売されている就業規則の「ひながた」は、労働基準法を守る
ことに視点を置いたもので、中小企業ならではの会社経営の視点が欠落しています。
中小企業の経営にぴったりマッチした実践的な視点で、そしてまじめな社員が安心
して働ける明るい職場作りという視点で、就業規則を見直してみませんか。
たとえば、突然退職し、引継ぎをろくにしない社員、健康保険証を返さない社員、
離職票にハンコを押さない社員、有給休暇を全部消化してやめる社員を称して
「けしからん退職者」といいます。
このような「けしからん退職者」に対抗する就業規則を作るのです。
就業規則を会社を経営する視点で考えると、改善すべき箇所がたくさんあります。
それを労働基準法との関連を分かりやすく解説しながらじっくりとお話します。
参加特典が満載の、詳しいご案内は近々HPにてお知らせします。
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◆◆LEAP主催・(財)横須賀市産業振興財団後援◆◆
「顧客の心を動かす営業とは〜売れる仕組みづくりの方法〜」と合同経営相談会
当社は横須賀・湘南地区で活動・居住する「士業」の有志が中小企業を様々な面
からサポートするプロジェクトチーム「LEAP(リープ)」の活動に参加して
おります。
・日 時 1月19日(木)午後3時〜午後6時
・会 場 横須賀市産業交流プラザ(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
・講 師 堀込 孝繁 (中小企業診断士・産業カウンセラー)
・定 員 20名(先着順)
・対 象 中小企業の経営者、経営幹部
・費 用 無料
こんな時代に売上を伸ばすにはどうしたらよいか?
・・・それには自社の強みを活かした事業内容に再構築し、それを適切な営業手法で
顧客の心に届け、潜在的なニーズにたどり着くことが効果的です。
どんな業種にも当てはまる“顧客の心を動かす売れる仕組みづくり”を理解し、顧
客開拓につなげましょう!
後半の合同経営相談会では、税理士、社労士、司法書士、行政書士、中小企業診断
士等の専門家が法律、登記、官公庁への申請、年金、労働問題、会計、金融、事業
承継など経営上の様々な相談に対応します。
ご興味のある方には詳しい案内を送ります。
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【3】編集後記
今年、私の年頭所感は、一も二も無く、『健康』です。
どんな時代になろうとも、健康で過ごすことが、何よりもの幸せなんだと、
昨年痛感しました。
自分だけでなく、周りにいる家族が、心も体も健康でいることが、どれだけ有難
いことなのか。
健康があっての今の自分であると思います。
健康であれば、心から笑うことが出来る。
健康であれば、困難に遭っても、闘う勇気を持つことが出来る。
今年、私は50代になります。
そろそろ自分の健康を積極的に保っていくことをしなくちゃナと考えて、まずは
初売りでスポーツウェアを夫婦で購入しました。
年末年始で大きく膨らんだお腹を引っ込めることが最優先課題です^^;
それともう一つ、個人的な目標。
寅年にちなんで、大好きな寅さん映画を今年は全部見ます!(^^)!
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◇◇ワクワク人間力を創造する「みらい」への招待状◇◇
ご意見お待ちしております。info@hr-mirai.com まで
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編集発行責任者 株式会社ヒューマンリソースみらい
社会保険労務士事務所みらい
荒木 康之
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